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食味試験ってなぜ始まったの?

米の食味について本格的に議論や研究が行われたのは、昭和30年代、日本の食糧事情も安定期に入り、人々が食べ物の味について強い関心をもつようになり、米の良し悪しについて議論されるようになった時期からです。

以前の日本農業は、食糧の増産を目指し、米の品種改良や栽培技術向上などに取り組むとともに、生産現場でも水田の整備や単収アップを目指していました。

昭和40年代に入ると、豊作が続いたことなどを契機として、一挙に米の自給が達成され、第一次過剰米の時代に入りました。また、消費者の所得向上等による生活面での余裕を反映して、食生活への関心が量から質へと変化し、良質米に対する需要が強まってきました。

更に、昭和44年(1969)の自主流通米制度の発足や昭和47年(1972)の米穀への物価統制令の適用廃止等が契機となり、米の銘柄を強調した精米の製造販売が急速に進展しました。これにより、米の流通・取引のうえで、産地銘柄別の食味差が、関係者の益々の関心事となってきました。

当協会の食味官能試験は、(旧)食糧庁食糧研究所で開発された手法を基本とし、昭和46年(1971)産の指定銘柄、仕分品種、その他品種を対象にスタートしました。

スタート以降、評価方法、基準米、判定区分など、改良・検討・見直しを重ねて、現在では米の食味官能試験の代表的方法として定着しています。